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  ステキ作品(BL含)と声に愛を。・・・眼鏡装着、準備はOK。
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4月分のコミックレポもこれが最終回。
やっと追いついた・・・!


「マギ (12)」 (大高忍)
アラビアンな世界のバトル漫画、第12巻。
アル・サーメンからの刺客を無事に倒すことのできた、アラジンたち。
可愛い顔してかなり腹黒いキャラが登場する作品で、これもまた外見から善悪どちらのスタンスでいるのかを判断しにくい漫画(笑)。とりわけ、絶大な力を持つ味方だと思っていたシンドバッドがどうも腹に一物あるようで。
マギの存在や、この世界を構成するものの謎解きのような部分をとても楽しみに読んでいるので、あまりバトルに終始してほしくないのが個人的希望。
消えてしまった(?)ウーゴくんの正体というか、真実がいまだに気になってるんです!


「おとめ妖怪ざくろ (7)」 (星野リリィ)
ざくろ新章突入! 待望の新刊~!!
事情が分からずにある程度時間が経ったところから物語が始まるので、ドキッとしてしまいました。
女学校へ転入するざくろに優しく話しかけたのは生徒の憧れの的、2年の蛍(薄蛍)。さらには全校生徒から絶大な人気を誇る双子の姉妹、雪子(雪洞)と灯子(鬼灯)までもがざくろに興味を示して、姉妹の契りを結ばないかと言ってきて・・・!?
・・・ってなんですか、このデジャヴ(笑)。
潜入捜査のために妖人省のおとめたちが女学校へ、っていうことなんです。

前巻まででお互いの気持ちを確かめ合ったかに思えたざくろと景も、まだ距離があるようです。
でも、景って分かりやすいぐらいざくろに好意を示してるよね!? ね!? ヘタレへタレ言われてるけど、一度自分の気持ちに確証を持ったら男らしいです。

後半は主に薄蛍のお話になっていて、こちらも利劔との距離を感じているようで・・・。
ここで一筋縄でいかない恋の障害浮上。人間と半妖の(世間的に)許されない恋。互いの気持ちや絆の結びつきが強まるほどに大きな障害となっているんだよね・・・切ない。
現代を舞台に描かれる恋模様とはまた別の、静かに深く互いを思いやる恋に今後も目が離せない!


「イヴの時間 (3)」 (原作:吉浦康裕、漫画:太田優姫)
結論から言って、泣いた・・・・。DVDを見て結末を知っていて、それでも泣いた・・・!
なんだろうね、この胸がいっぱいになる気持ち。
アンドロイドやロボットは無機質な存在で、もし機械が感情を持っていたら私なら嫌悪感より恐怖が勝る。
でもこのアンドロイドたちの感情が向かう先はいつもマスターのところ。マスターの幸せを心から願っているんです。って、心というとここで齟齬が生じるところがまさにストーリーのキモ(笑)。

DVDで描かれなかった部分が描かれていて、それはぜひ実際に読んで味わってほしいです。
DVDと映画版の補足として捕らえることができると思うんだけど、これが結構衝撃的でした!
余韻がいつまでも残る映画版の、あのエンドクレジットが最上級で、漫画版はそれには及ばないだろうと思っていたけれど(失礼!)、こちらも比べられないぐらいの感動なんですよ!

媒体は違えどイヴの時間という作品は、未来に希望の光が射す、さわやかで幸せなお話です。
これはアニメをあまり見ない人も見てほしい、ほんとうにほんとうに良作です!
DVDか映画で続編を熱望!!

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明日で4月も終わりらしいので、書けるところまでがんばる。


「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝 (4)」 (車田正美/手代木史織)
蟹座の黄金聖闘士マニゴルドが主役の外伝。さしずめ蟹座と祭壇星座のお家騒動といったところかな。
師弟の絆をLCでは蟹座で描かれているわけだけど、外伝でまたハクレイ&セージの双子に出会えるとは! さらには外伝1巻で最後の登場かと思われた魚座のアルバフィカ再登場で、ただもう嬉しくって!
軽そうな物言いからお調子者のように見えるけど、芯が通ったマニゴルドの戦いは激戦であってもなぜか安心していられるんだよね。。
LCでは一番人気というのもうなづける。容姿がかっこいい!とかじゃないんだけど(笑)。
そう、この作品に生きる聖闘士はみな、その生き様こそが美しくかっこいいのです!


「tactics (14)」 (木下さくら×東山和子)
この作品一、腹黒キャラと言われる勘太郎の過去がついに明らかに!
いつも思うんだけども、一見善人そうに見えるキャラに限って悪人なんだよね、tacticsって。一枚岩ではないキャラも多いし。
絵柄からは想像もつかないような人間の欲望や闇がこの作品の面白いところ。そして結構容赦ない展開だったり結末だったりする。
春華とスギノさまとむーちゃん、今度はいつ登場するのかな・・・。


「+C (7)」 (遊行寺たま)
ベルカもオルセリートも幼いミュスカでさえ、この物語に登場する王族はいつも危険にさらされていて、どの巻を読んでもまったく気を抜けない! そういう物語なんだけども(汗)。
徐々にカリスマを発揮するベルカがいっそう頼もしく見え、一方でオルセリートには更なる苦難が押し寄せる。
王族を主軸にした陰謀ストーリーながら、作者が真に訴えたいのは「ささいなすれ違いと誤解」なんじゃないかと思える。
ラストに向けて加速していく展開に目が離せない!


「天地明察 (2)」 (冲方丁/槇えびし)
数学が極端に苦手な私には、「???」となる部分も少なくない(汗)。というか、内容が数学やら天文学やらなら避けてしまいそうなジャンルの漫画・・・・なのに、おもしろい!
それは主人公の渋川春海が、算術に対してあまりにも真摯で一途でまっすぐだから。時代は江戸でありながら、チャンバラではない知識の戦いが私には新鮮に映るんです。
己の研鑽を怠らず、自分より優れている人物を素直に尊敬し、目標とする春海の生き方のすがすがしさ!
この主人公は実在の人物なんだそうです。
いつか、関孝和に追いつき追い越すことができるだろうか。数学だけじゃなく歴史にも疎い私なので、結末と彼のたどった人生を漫画で追っていくのが楽しみです(笑)。


「四月は君の嘘 (2)」 (新川直司)
2012年マンガ大賞の対象作品、第2巻。
ピアノを弾くことができなくなった主人公がバイオリニストの女の子と知り合ったのがきっかけで、奏者としての自分を取り戻していく物語。
この巻でいよいよ公生が伴奏をすることになります! これで完全復帰!・・・とはいかないんですよね、これがまた。
いくつか「ピアノを弾けなくなった男子」を扱った漫画を読んだけど、音楽ってつくづくメンタルの部分が重要なんだなぁ。それと、「完璧を目指す」のか「音楽そのものを楽しんでいる」のか、スタンスの違い。
かをりはなんとなくだけど、もしかしたら長く生きられないのかなと・・・・。


「百合男子 (1)」 (倉田嘘)
百合ヲタで妄想癖アリというガッカリなイケメンが主人公(笑)。
絵柄は端正でありながら、ジャンルはギャグです。しかも作者は男性なんだって! そしてもちろん百合好き(笑)。
ギャグと思って読んでみたら、実はものすごくディープな世界が描かれていました(笑)。そうだよね、百合男子じゃなきゃこの突き抜けた勢いはないよね(笑)。
作中には実在する百合漫画が登場するんですが、私が知ってるのは「マリア様がみてる」だけでした(汗)。
てか、マリみては百合と思って読んでなかったけど・・・そうか、百合なのか。大好きな作品ですよ。
「妄想少女オタク系」がそうだったように(あっちは腐女子漫画)、この手の漫画を多く知っていたほうがこの作品を楽しめると思います。というか、初心者向けじゃない(笑)。



先週の木曜もまた数冊仕入れてきたんですが、それはまた後日。
たくさん買って、置く場所がなくて、次々と実家へ運ぶ・・・が当たり前になって、実は読んだのは一度きりのまま手元から離す作品もあったりします。
面白い漫画は繰り返し読みたくなるっていうのは本当なんだと実感しますね。
最後に読んだのが数ヶ月前であっても、ちゃんとどこで終わったかを覚えてる。
胸が震えるほどの感動や衝撃を受ける作品にひとつでも多く出会えるように、また新規開拓して読んでいきたいです!

それと、感想を書くなら読んだ直後がいいですね、やっぱり(笑)。
感動を伝えたいなら鮮度が大事!

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コミックレポのつづきを書きます。
そんなに日が経ったとは思っていなかったのに、前回のブログはもう一週間前とか! 早っ。



「BAKUMAN。(17)」 (大場つぐみ/小畑健)
VS七峰はあっさり完結。バクマンは王道のバトル漫画だなぁと実感する一冊でした。
「戦い」は何も剣や魔法だけではないんだよね。
これでいよいよ新妻エイジと対決・・・となるわけだけど、ストーリー進行が早すぎてあっさりしすぎている感も否めないかなぁ。
逆の視点から言えば、ダラダラ長引かないってことだけども。
しかし、文字が多くて読むのに時間のかかるマンガである・・・。


「銀魂 (44)」 (空知英秋)
山崎がお見合いイィィ・・・! まさか相手がたまさんとは思わず(笑)。
久々にそよ姫も登場。満を持しての表紙登場です。
今回はギャグが多めなんだけど、ギャグのネタは変われど「あれコレまたいつもの展開とオチじゃね?」みたいな印象を受けるのが、ちょっとつらい。
あと、下ネタ率が高くなってきてるのも(基本嫌いではないけど、さすがに多いかなぁ)。
好きな作品だけに最終回を迎える日が来るのはさびしいけど、ダラダラと中だるみするぐらいなら、さくっと銀さん過去編→高杉との決着でビシッと終わってほしい気もする今日この頃。。
あ、でもやっぱり終わってほしくないな(笑)。 複雑なファン心理なんだよ・・・。


「キララの星 (5)」 (森永あい)
Wiki での森永先生の記事抜粋。
『ストーリー自体にひねったところはあまりないのに、主にシュールなギャグセンスで笑える漫画』。
確かに! ストーリーはよくある題材なのに、それでもぐいぐい読んじゃうのはやっぱし絵がかわいくてキレイなのと、結構思い切りのいいギャグがあるからだと思うんですよね。
イケメンも美少女ももれなく変顔でギャグシーンがある(笑)。
それにしても私、森永先生の描くタレ目キャラに弱いな~(笑)。遠山くん、いいひとだよホントに! たとえ読めちゃう展開とラストでも、彼が報われるようにと祈らずにはいられない!


「虎と狼 (6)」 (神尾葉子)
最終巻。大団円で終わるあたり、安心して読めるのは神尾先生の特徴なのかも。
ちょっとご都合良すぎ?と思わなくはないけど、そこはほら少女向け恋愛マンガには夢がないと!ってことで(笑)。
レストランで食べるご馳走じゃなくて、食堂で食べるお惣菜がものっっすごく食べたくなる作品でした。


「私は利休 (1)」 (早川光/連打一人)
茶人・千利休の転生モノ。題材はもちろん茶道。
高校時代は茶道同好会に所属していたので、懐かしく読んでます。茶道のマンガって珍しいですよね!?
初めて読む作家さんです。小畑先生リスペクトなのかな?と感じる絵柄。ところどころ荒さが目立つけど、読みやすいです。
利休の生まれ変わり!?という主人公が、まだ自覚がなく茶道をはじめたばかりなので、これからもっと面白くなるかなと期待。


「 お慕い申し上げます (1)」 (朔ユキ蔵)
こちらも同じく初めての作家さん。「私は利休」と同じくジャンプ改で連載されている作品だそう。
単刀直入に言うと、若い坊主が色欲に溺れ悶々しちゃうお話(笑)。
実家がお寺で、なかば流されるまま副住職になった清玄は僧として妻を娶らないと心に決めつつも、欲望には負けてしまう日々。
清玄とお見合いをしたものの断られ、仏教を学ぶためと寺で生活するために押しかけた節子。
登場するキャラたちの建前と本音とが絡み合って、なかなかに面白いです。人間ってこんなもんよね、っていう(笑)。
悶々としつつも、「僧」という立場にはそれなりに真剣に向き合っている清玄がまた面白いです。実に人間らしくて。



今夜はこのあたりで。
そういや今週もちょっとしたコミックスラッシュだったなぁ。

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