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  ステキ作品(BL含)と声に愛を。・・・眼鏡装着、準備はOK。
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この感動を、なんと叫ぼう…!
まるで異空間でした。

シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演ツアー、「ダイハツ コルテオ」を観てきました!

ある日つけっぱなしにしていたTVで、コルテオの魅力や舞台裏を特集した番組をやっていたんですよ。
4月ごろのことかな? それを見たら釘付けになり、速攻でチケットを申し込みました。

でもさすが…! チケットが半端なくお高い!
手数料込でなんと 13,600円也。
でも地元で見られるならチャンスだし、近くで見てみたいし!
生涯のうち、本物を味わえる機会はそうそうないし!
と、いつもの魔法の呪文を唱えて決意(笑)。

簡単ですがレポを書きます。
珍しく頑張って撮りました!(笑)  ※画像はクリックすると拡大して見られます。

P1000103.jpg

   会場入口にある、機材を積んでいるトラック。
   この色もデザインも、かわいいんです。
   とっても!






P1000100.jpg
  
  「ダイハツ コルテオ」 …だからダイハツの車。
  …かどうかは確認してきませんでした。
  かわいいから撮っただけ(笑)。
 
  これは痛車じゃないと思うんだ。




P1000101.jpg
   
  コルテオは入場ゲートがたっくさんあります。
  入ってすぐに座席につけるようになってます。
  だから迷わないんだね!
  私は7番ゲート入場。。。





ゲートから中に入ると、ステージを円で囲むような造りになっていました。
用事があったので開演のまさにギリギリ入場だったんですが、座席付近にいたピエロさんに呼び止められ。
チケットを見せてというので見せたら、「あっちだよ!」と案内してくれたんです♪
もちろん、本日のキャストさんですよ! 間近!間近!(凄)

幸運なことに、正面の前から5列目。
座席はかなりぎゅうぎゅうだったけど、これは正面でよかった!
正面じゃないと演出の全てが見えないです。見えにくい。
おかげで表情も掛け声までも、聞こえてきましたよー♪♪

ステージのカーテンが実は何百万円もするということを、TVで知りました。
教会や聖堂にある、天使の絵のようなイメージ。
半透明だから、中にキャストが登場するととても幻想的なんですよ…!

映画の中で見るような小さなかわいらしい大人とか、大きな身体の人。
サーカスの団長やピエロ、天使。
今回のストーリーは間もなく臨終を迎えようとしている男が見る夢、ということらしいですが、ほんとうに夢の中にいるみたいでした!

大道芸やサーカスの技は、これまで生で見たことがなかったけれど…ただただもう、溜息のひとことですね。
コルテオ…シルクのキャストはご存知の通り、世界各国からやってきた選ばれた精鋭のみが立てる舞台です。

シーソーなどアクロバティックな場面でも、演じる人たちの足音がほとんどしないんです。
着地が滑らかで、ステージの上だけ重力が違うんじゃないかと思えるほど。
また静止の姿勢をキープするとき、まったく微動だにしない!
あの滑らかな動きをさせるのに、一体どれだけの筋力と練習が必要なのだろうと!
本当に圧倒されることばかりで、驚愕を目の当たりにしまくり。

ごく近くで繰り広げられる技の一つ一つに呼吸をするのを忘れて、口が開いたままでした(笑)。
ほんとにそんなことがあるんだなぁ……。

それから、「人間ってこんなに美しいんだな」と思ったんです。
鍛えられた身体に無駄はなく、人間本来の美しさがあるとでも言うか。
男性は逞しく、女性は柔らかく。そしてどちらにも言えるのが、とてもとても「しなやか」です。

必ずしも筋肉ムキムキじゃないんですよ? 
でもただ痩せているのとは明らかに違います。
ほとんど身体のラインが出た衣装を身につけていても、いやらしさの欠片はひとつもない。
ギリシャ彫刻のように、男性も女性も美しいです…!

身体は鍛えているのに、顔はちっちゃかったり…。
演技をしている間中、みんな表情がとても豊かで、とりこになっちゃうんですよ。
すべてが自分と同じ人間とは思えないほど!

と、自分のぷよっと柔らかいお腹のあたりを思い出してみる(笑)。
ダイエットをしたくなったら健康食品やドリンクのCM、資料を見るよりも、コルテオを観たほうがよっぽど効果があると思うよ!


実は、キャストの中に一人だけ日本人の男性がいます。
日本公演だからか、彼がストーリーテラーの一端を担ってました。
オール英語だと私を含め、分からない人も多いですもんね。
シルクのメンバーになるには並大抵のことではないらしく、それをお客さんも知っているので、彼にはひときわ大きな拍手が贈られていました。
最後の鉄棒、すごかったよ! タイミングが微妙に違えば大怪我の技!


噂どおり、本当にすごいです! すごかった! もうそれしか言葉が出てこない!
左隣の若いカップルの男性が、「すげぇ!マジですげえ!」とずっと驚きっぱなしだったように、何て言うのか……ピュアになれるんですよ。
子供のように純粋に驚きをもって見ている自分がいて、それにもびっくりです。

観終わった後に、夢からいきなり覚めたような、とても不思議な感覚でしたね。
たった今まで目にしていたことが、幻のような。夢うつつのような。
あの空間は、今まで体験したことがないです。

すっかり夢中になってしまって、ショップで散財してきました(笑)。
パンフレット、DVD、おみやげのお菓子に、あとハンカチ!
このハンカチ、ステージのカーテンと同じデザインなんです!
薄手の素材で、うっとりするほど綺麗!
人気があるらしく、ブースをあちこち回って手に入れました。 使うのもったいな…!


P1000102.jpg

  そして、夕闇に包まれた会場正面ゲート。
  






2時間半の公演は瞬く間に終わり、満足なのにもの足りない!という心境になりました(笑)。
決して安くはないチケットだけど、それを払ってでも観る価値はあります!
たぶん機会があったらまた行きます。

言葉が足りないのは私のボキャブラリーが貧乏なせいでもあるけれど、たとえどんなに言葉を尽くしたとしても、コルテオの凄さ・面白さ・感動は表せないんじゃないかな…。
百聞は一見にしかずを、声を大にして言いたい。
実際見ないと! TVやDVDなんかじゃなく、ね!

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「が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2010」 に行ってきました。


名前を知らない人でもスーツで赤と金のモヒカンの二人、といったら分かるでしょうか?
言葉(台詞)を一切発せずに、パントマイムやその動きだけでストーリーが紡がれていくんですよ。
そう、彼らはサイレントパフォーマーなのです。

初めて知ったのは 「奇跡体験アンビリバボー」 でした。
視覚トリックを特集した回で、なんと面白いことを考える人たちがいるものだと!
お笑いはしゃべり倒してナンボのところがあるけれど、彼らはその逆の視点なんですよね。
話さずに動きと表情の演技だけで第三者にものを伝えるだけでも大変なのに、そこにはちゃんとストーリーがあり、笑いがあり、感動があるんです。

皮肉や毒はなくて、笑えるのに最後はじんわり感動します。
演技にもパフォーマンスも、ストーリーも。
今夜のお題目は下の4つ。


1.が~まるSHOW
おなじみの姿でケッチ!と HIRO-PON が観客を巻き込んでのパフォーマンス。
客席を2つに分けてお互いに拍手の大きさやノリを競ったりするもの。
この時点で客席の笑いは最高でした(笑)。

2.M&D
まさかのマイケル!
タイトルのMは Michael Jackson を、Dは燃えよドラゴンのブルース・リーからきているようです。
ステージに立ったマイケルが曲を始めようとすると、ピンスポットが思ったところに来ない。
ブルース・リーに似たスタッフとの掛け合いがツボ。
マイケルの 「Billie Jean」 と 「Beat It」 を知っていたほうが、よりネタが分かって楽しめると思います。

3.透明人間
とある研究所。博士は同僚の女性に密かに想いを抱いていたが告白できずにいた。
自分の想いを綴った手紙を持ち歩いていたものの、出しては眺めるばかり。
偶然その手紙を拾ったお調子者の同僚。
彼はそれを秘密にすることを条件に、博士が飲むはずだった実験薬を変わりに飲ませろと言う。
しぶしぶ薬を渡す博士。だがその薬は透明人間になるというものだった!

透明人間になった彼は博士にイタズラをしかけていくんですが、実際にはイタズラを仕掛けられているという演技になるんですね。
膝カックンとか強制コマネチとか、これがもう超自然なんですよ! 動きが!
本当にされてるみたい。

最後には彼が博士と女性のキューピッドになる、というあったかいお話。

4.BOXER
試合でコテンパンにのされた若いボクサーが、すっかりやる気をなくして飲んだくれていた。
そんな彼を奮起させようとコーチが酒場までやってくるが、励ましも叱咤も彼には届かない。
あきらめと失意に身を落とすボクサー。ある日、暴漢にからまれた女性を助けることに。
やがて恋人となった彼女がショウインドウ越しに憧れていた、ウエディングドレス。
高いからと笑う彼女にドレスを贈りたい。…しかし自分にはお金がない。
なら賞金を稼げばいい。そうアドバイスするコーチの元で、再起にかける猛トレーニングが始まった…!

冒頭、大敗する試合のシーンから始まるんですが、これがすごい!
すべてスローモーションで表現してるんです! 殴られているところも、マットに倒れこむところも!
特筆すべきは倒れたときに生じる身体の反動までをも、スローで表現しているところです。

それから、特訓の日々。 この表現がまたすごい。
同じステージで重ねられる時間と成長していく姿を描くんですから。
一端動きを止めることで、時間の流れと変化を表すんですね。
誰が見ても成長が分かるように表現するのは、かなり難しいと思うのに、それがはっきりと分かるようになってるんですよ!

あとこのお話では一人何役もこなさなくてはならないので、単純に早着替えに感動しました(笑)。
またマイケルも出たし(笑)。



今日はじめて生でパフォーマンスを見ていてすごく感じたのは、二人の表現力でした。
ステージにセットはなく、動きとストーリーだけで観客にすべてを伝えるんですね。
それはただ単に動きや演技だけじゃなくて、ライティングだったり、角度で 「見せる」 ということ。
視覚と一部の演出音というシンプルな構成の中に、キャラが抱える人生がぎゅぎゅっと凝縮されています。

音がない、台詞がないということはパフォーマーにとってはある意味 「縛り」 であるはずなのに、それを逆手にとった演出をすることで観る側が自分でキャラやストーリー、背景をステージの上に想像できるんです。

第三者に気持ちを伝えようとしたり、見たこと聞いたことを伝えるということは、口や言葉を使っても難しいと思うのに、が~まるちょばのステージを観ているとそんな概念は吹き飛んでしまいます。

…もしかしたら。
ふだん自分が誰かに何かを伝えようとするとき、まるで不十分なんじゃないか。
はたして自分の 「全部」 を使って、伝えようとしているだろうか。
そんなことを考えました。


また、このお二人はすごく引き締まった筋肉質の身体なんですよ。
演出上、上半身裸になったときのためかなとも思ったんだけど、見終わった後で違うことに気づきました。
見た目の美しさももちろんあると思うんですが…パフォーマンスの中にはスローモーションで見せたり、動作の途中で動きを止めたりということがあるんですね。
これら一連の動作を滑らかに美しく見せるためには、そう! それを支える筋肉が必要だということです!!

パントマイムをする上で一番難しいのが、実は 「静止」 なのだということを以前何かで聞いた記憶があります。
一見なんでもない、簡単なことのように見えるけれども実は、というわけです。


それと、サイレントコメディーではステージ上にカーペットのような敷物をするんですね。
あと、履いている靴が普通のものではないように見えました。
どちらも極力音をさせないための工夫なんだと思います。



客席は老若男女を問わず、しかも外国の方までいらしていて、超満員でした。
最後はスタンディングオベレーションと歓声と拍手の嵐!
私に至っては例のごとく……それに涙が加わります(笑)。
感動しぃなのか、何を見ても涙腺が弱いです(笑)。

2時間しかないステージが、大げさではなく半分ぐらいの時間にしか感じませんでした。
すっかりのめり込んで見ていたので、本当にあっという間。
公演時間としては短いのかもしれないけれど、あれだけ肉体を酷使するパフォーマンスなら当然なんだろうと思います。

「いや、本当にすごかったね!」
「あっという間だったね」

会場を後にするお客さんが一様に同じ感想だったのも、とても印象的でした。
超絶パフォーマンスの中に笑いがあって、心があったかくなるストーリー。
機会があるならぜひぜひぜひまた見たいです!
感動しました!



が~まるちょば オフィシャルサイト
http://www.gamarjobat.com/

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4/11 (日)、SEAMOのライヴに行ってきました!


SEAMOは通算2度目の参加。
会場はZeppなんですが、ひとりで行くときは2階席をとります。
今回は2階席の最前列という良席だったので、すごくよく見えました!
やっぱライヴハウスは2階のが楽だわ~! 荷物を置いて座席に座れるしね。

ベスト版リリースを経てのツアーなので、シングル曲を知っていれば楽しめる内容。
この手のライヴはファン初心者やライヴ初参加者に優しいですよね。

SEAMOを知ったのは 「ルパン・ザ・ファイヤー」 だったんですが、その時感じたノリや勢いとは別の曲で感激したのがライヴ参加のきっかけ。
たまに行く献血で、ベッド備付TVの音楽チャンネルをかけてたんですよ。
(献血ルームのTVはチャンネル数が多くて楽しいです。普段見られないのが見られる・笑)
その時に流れていたPVが 「Cry Baby」 だったのでした。

SEAMOって、こういう歌も歌うんだなーと。
”泣きたいときは我慢せずに泣いていいんだよ” という歌詞がこう…じーんときちゃったんです。
だからライヴでこの曲を聴いたとき、まさかのうっかり涙ですよ(汗)。
ううむ。 ラップのライヴで泣くとは!


天狗が出てきたときにこの感動は、どっかにすっとんじゃいましたけどね!(笑)
また塾長…もとい、総理がやってくれました。
知らない方のために説明すると、海パン一丁で18禁ゲームならモザイクがかかる部分に天狗のお面が!
しかもその鼻がパカッと割れて、大きくて長い風船が出てくるという(笑)。
最前列の女子、手を伸ばして触っては (゚∀゚ノ)ノキャーヽ(>∀<*)ノキャー ですよ!  腐…仲間!?(違)

しかもその後に、電飾天狗が…!
某夢の国のパレードからインスパイアされたものだとか。
で、また今度は鼻の先から白いドライアイスを噴射! また噴射!

総理 「みなさんキャーキャー言ってますけど、これ(ピー)ですからね(笑)
     白いのかけられて気持ちいいとか言ってますけど、今夜はこの後、
     みなさんエロくなりますからね!?」

オオゥ♪ 子供には聞かせられねーぜ!(笑)
でも天狗はほんとうにキレイだったんだよ…! 感動すら覚えた!(笑)


ゲストもたくさんでしたよー!
画面には山本モナさんが。
それにAZU ちゃん、手裏剣ジェット、おまけに HOME MADE 家族 のMICROとKUROは参加するわ、なんだか超豪華なライヴでした。
思うに、感動とノリと勢いと笑いのバランスが絶妙なんだと思います!
きっとSEAMOをよく知らなくても、すごく楽しいんじゃないかなぁ。


アニソンやロックの雰囲気とはノリももちろん違う、ラップのライヴ。
歌の中でファンが振る手ひとつとっても全然違いますよね。
いろんなジャンルに参加していると、この 「違い」 が楽しみでもあったりします♪




そして5月。 コルテオに加えてもうひとつ。
サイレントコメディー、「が~まるちょば」 のライヴに行ってきます!
急に思い立ったライヴだけど、チケットが間に合ってよかったー!

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HN:
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性別:
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職業:
休日はもっぱらひきこもり。
趣味:
歌う、読む、聴く、観る!
自己紹介:
お茶が大好き。
アールグレイとアッサム、台湾茶、ほうじ茶。


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