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  ステキ作品(BL含)と声に愛を。・・・眼鏡装着、準備はOK。
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遠征中、メイト本店で仕入れてきたものをメモ。
たとえ荷物が増えたとしても! 帰宅してすぐに読みたかったんです。
 

【 おしながき 】
・ ボクラノキセキ(2) (久米田夏緒)
・ 清々と(1) (谷川史子)
・ 坂の上の魔法使い (明治カナ子)
・ Luck Stealer(6) (かずはじめ)


以下、ちょこっと感想です。



「ボクラノキセキ」

次のコミックス発売がこんなにも待ち遠しいと思える作品に出会いました!
1巻はぶっちゃけ表紙買い。 読んでみたらストーリーも絵も、大好みだったという。
主人公の皆見晴澄にはなぜか前世の記憶がある。 魔法と剣の世界で、自分は王女だった――。
…と、こんな感じのお話なんですが、皆見は過去を探ろうとするんじゃなくて受け入れて、現実を見据えて生きようとするんですね。 そこまでの葛藤が1巻。
2巻はあることで皆見が魔法を使うと、それに触発されたようにクラスメイトが次々と過去の記憶を取り戻していきます。

前世の記憶をふとしたことで思い出すのではなく、ある日ある瞬間に突然思い出したのなら、それは想像しがたい衝撃なんだと思います。
ましてやそれが同盟国の裏切りにあって、滅んだ最期の記憶ならなおのこと。
登場人物たちの受けたショックと混乱がすごく伝わってきて、ファンタジー要素もあるのにハラハラする展開から目が離せません!

2巻購入をきっかけにまた最初から読み直したんですが、誰が誰の生まれ変わりとか、伏線がちりばめられていたことに気づきました。
そうしたらもう止まらなくなって、何度も何度も読み返してます。
ものすごく面白い! はやく3巻が出ないかなぁ。 グレンはやっぱり瀬々!?



「清々と」

大好きな谷川史子さんの作品。
少年誌で連載されている作品のようで、某レビューでの評価がよかったので探していました。
ひとつの学園を舞台にそこへ通う生徒、先生など、さまざまな立場の人物の視点で描かれていて、それぞれが独立したお話としても楽しめます。
いやぁ、久々に泣きました! コミックス読んで泣きました! とくに最後の校長先生のお話。
人と人との繋がりってこんなにも不思議で、縁とはなんて不思議なものだと!
泣きたくなるほど幸せであたたかで、そしてちょっと切ない宝石のようなお話たち。
これは間違いなく傑作だと思います。



「坂の上の魔法使い」

これまた某レビューで(略)。 BL出版社から出された作品とは思えない、とあったんですが納得。
ちょっと風変わりな魔法使いのリーと、彼の小さな弟子ラベルのお話。
厳しくも温かくラベルを見守り指導するリーは、さながら父親のよう。
彼は人の持つ醜い面をイヤというほど見、長く長く生きている魔法使いなんですが、ラベルの純真さ、健気さ、そして成長していく姿に安らぎを覚えているんですね。
けれど、時折その目はラベルではない「誰か」を見ているようで…。

同じ魔法使いものでも「ボクラノキセキ」とは違い、こちらは100%魔法の世界。
魔法もキラキラしたものというよりは、少しおどろおどろしいような、そんな感じです。
ダークな世界ほど、あたたかくきれいなものはより輝くんだと思います。
こちらもすごく面白いです。



「Luck Stealer」

もう6巻ですか! 早い!
かずはじめさんの作品は容赦のないバイオレンスな描写と、それとは真逆の人との繋がりというあったかさが魅力。
この作品はとにかく「親子愛」ですね。 自分よりもまず第一に子を想うという愛情。
そして、「取り返しのつかない後悔」を抱える痛みに共感。
花凛の運を作れないという体質が治らない限り、悠聖に心の安らぎはおとずれないんだろうと思います。
最後はみんな幸せに終わって欲しいなぁ…。



今回購入した作品はいずれも胸の奥がきゅうっとなるような、切なくてあったかいお話が多かったですね。
素敵な作品ばかりで、読み手としては本当に幸せ!

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