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先週仕入れてきたコミックのレポです。
大量につき、ちょっとずつ書いていきます。
「進撃の巨人 (7)」 (諌山創)
超大型巨人のフィギュアが付いてくる限定版と迷ったけど、通常版を購入。
あれって使用例にもあったように、インスタントラーメンのふたを閉じとくための重しにちょうどいいんじゃないかと思ってたんですよ(笑)。
進撃の巨人はこう、ドドンと出張っているキャラがバッタバッタと死んでいく作品なので、いつも読んでいて気が抜けないです。今度の作戦でも数人が犠牲に・・・。
巨人に知能があるらしいことが判明し、女型巨人はエレンのように誰かが巨人になっている可能性が濃厚に。
人間と意思の疎通が不可能な存在だからこその 「喰われる恐怖 」が、人間の悪意(もしくは意思)が介入しているということならば、進撃の巨人を最初に読んだときの衝撃と恐怖がまったく違うものになるんじゃないかな。
あまりにも斬新で印象的な類の恐怖だっただけに、このままの感覚を大事にしたくなるような。
「心霊探偵八雲 (7)」 (神永学/小田すずか)
八雲の表紙は一見BLかと思うほどときどき肌色率が高いので、手にする前はちょっとドキドキ(笑)。
物語の中盤であり、まだ八雲が霊を視たりはしていないんだけども、個人的には心霊探偵とタイトルに冠するならばもう少しそういう描写や、ひねりがあってもいいかなとも思います。たぶん、最後の最後にもってくる話なんだろうけど。
画は今回も安定していてすごく綺麗です!
「曇天に笑う (3)」 (唐々煙)
今にしてみれば他にもこの作品を読んでいる人からは 「はぁ?」 と言われそうだな(笑)。
というのも実は私、ずっと長男の天火を中心に曇(くもう)三兄弟を描いていく物語だと思っていたんですね。
ああでもホント今さらだ・・・! この物語の主人公は、次男の空丸だったんだよね・・・・・・・・・。
いつも自分を守っていた大きな存在、憧れて目標だった人との永遠の別れ。。
兄弟みんなでがんばれわっしょい!な物語ではなくて、これは悲劇の物語だったんだなぁ。
空丸の動揺と同様に(や、駄洒落とかじゃなくて)、かなりショックを受けてしまうほど、急展開な3巻。
「初恋のあとさき」 (日高ショーコ)
主人公が突然の再会を果たす相手、美山。 ・・・はて、どこかで?? と思って読み進めていたら。
そう! 「シグナル」の主人公、榊の体だけの相手の美山かーー!
すっかり大人の男になっていて、最初はまったく気づかず。
あとがきを読んで納得。これは物語がリンクしていてスピンオフのような作品であり、シグナルの6年後なんだそう。
日高作品の中では珍しく、無表情でちょっと狡さを秘めた比較的若い年齢の眼鏡キャラ(長)が主人公というのがまず新鮮でした。
高校時代に自分を好きだと分かっている相手に 「好き」 と言わせるように仕向けて優越感を感じているあたり、ここだけ聞けばSキャラのようだけど、それでほくそ笑むようなキャラじゃないところがいい意味でひねくれてて人間くさくていいです。
大人になって正面から相手に向かっていったとき、止まっていた時間と関係が大きく進展する・・・。
冒頭と結末で交わされる会話の内容は同じだけれど、見事に伏線が回収される形になっていて、さすが!
さほど糖度が高くないのが日高作品の特徴ですね。
いい意味での淡白さがかえって大人の関係をリアルに感じさせてくれるんですよね。
抱き合っていちゃいちゃしての 「行為」 で恋愛感情を語るんじゃなくて、相手を想って起こす 「行動」 でもって恋愛感情を描いていく。
だから私は日高さんの作品が大好きなんだ!
「鉄楽レトラ (2)」 (佐原ミズ)
とある事件がきっかけで人とのかかわりを諦めてしまった少年、鉄宇(きみたか)。
そんな自分を普段と変わらない生活の中で支えていてくれた家族の期待と愛情に応えようと、一歩踏み出すことに。
この作品の惹きつけられてやまないところを言葉にしようとすると、陳腐になる。
踏み出した一歩は、「あえてマンガで描く必要があるの?」 というように写るかもしれない。それほどまでに日常の中での些細な一歩だったりする。
だからこそ、鉄宇の一歩がとても大きな前進だということに気づくはず。
自分自身に期待することを諦めなくていいんだと、物語に強いメッセージ性が秘められているにもかかわらず、その重さを感じさせない優しい印象を受ける作品です。
主人公は自分であって自分でない、不思議な感覚。
がんばれ!と励まし、読んでいく中で一緒に歩いていくような。 そんな物語です。 オススメ!
キャラの心情を深く読み取ってみようとしたり、分析しながら読んだりが好きなんです。
名前と作品名は知っていても、作品自体を読んだことがなかった佐原ミズさんの作品がじわじわと胸の中に広がります。 最近感じたことのなかった感覚に気持ちよく浸ってます!
今度、「マイガール」を買ってみようかなぁ。
大量につき、ちょっとずつ書いていきます。
「進撃の巨人 (7)」 (諌山創)
超大型巨人のフィギュアが付いてくる限定版と迷ったけど、通常版を購入。
あれって使用例にもあったように、インスタントラーメンのふたを閉じとくための重しにちょうどいいんじゃないかと思ってたんですよ(笑)。
進撃の巨人はこう、ドドンと出張っているキャラがバッタバッタと死んでいく作品なので、いつも読んでいて気が抜けないです。今度の作戦でも数人が犠牲に・・・。
巨人に知能があるらしいことが判明し、女型巨人はエレンのように誰かが巨人になっている可能性が濃厚に。
人間と意思の疎通が不可能な存在だからこその 「喰われる恐怖 」が、人間の悪意(もしくは意思)が介入しているということならば、進撃の巨人を最初に読んだときの衝撃と恐怖がまったく違うものになるんじゃないかな。
あまりにも斬新で印象的な類の恐怖だっただけに、このままの感覚を大事にしたくなるような。
「心霊探偵八雲 (7)」 (神永学/小田すずか)
八雲の表紙は一見BLかと思うほどときどき肌色率が高いので、手にする前はちょっとドキドキ(笑)。
物語の中盤であり、まだ八雲が霊を視たりはしていないんだけども、個人的には心霊探偵とタイトルに冠するならばもう少しそういう描写や、ひねりがあってもいいかなとも思います。たぶん、最後の最後にもってくる話なんだろうけど。
画は今回も安定していてすごく綺麗です!
「曇天に笑う (3)」 (唐々煙)
今にしてみれば他にもこの作品を読んでいる人からは 「はぁ?」 と言われそうだな(笑)。
というのも実は私、ずっと長男の天火を中心に曇(くもう)三兄弟を描いていく物語だと思っていたんですね。
ああでもホント今さらだ・・・! この物語の主人公は、次男の空丸だったんだよね・・・・・・・・・。
いつも自分を守っていた大きな存在、憧れて目標だった人との永遠の別れ。。
兄弟みんなでがんばれわっしょい!な物語ではなくて、これは悲劇の物語だったんだなぁ。
空丸の動揺と同様に(や、駄洒落とかじゃなくて)、かなりショックを受けてしまうほど、急展開な3巻。
「初恋のあとさき」 (日高ショーコ)
主人公が突然の再会を果たす相手、美山。 ・・・はて、どこかで?? と思って読み進めていたら。
そう! 「シグナル」の主人公、榊の体だけの相手の美山かーー!
すっかり大人の男になっていて、最初はまったく気づかず。
あとがきを読んで納得。これは物語がリンクしていてスピンオフのような作品であり、シグナルの6年後なんだそう。
日高作品の中では珍しく、無表情でちょっと狡さを秘めた比較的若い年齢の眼鏡キャラ(長)が主人公というのがまず新鮮でした。
高校時代に自分を好きだと分かっている相手に 「好き」 と言わせるように仕向けて優越感を感じているあたり、ここだけ聞けばSキャラのようだけど、それでほくそ笑むようなキャラじゃないところがいい意味でひねくれてて人間くさくていいです。
大人になって正面から相手に向かっていったとき、止まっていた時間と関係が大きく進展する・・・。
冒頭と結末で交わされる会話の内容は同じだけれど、見事に伏線が回収される形になっていて、さすが!
さほど糖度が高くないのが日高作品の特徴ですね。
いい意味での淡白さがかえって大人の関係をリアルに感じさせてくれるんですよね。
抱き合っていちゃいちゃしての 「行為」 で恋愛感情を語るんじゃなくて、相手を想って起こす 「行動」 でもって恋愛感情を描いていく。
だから私は日高さんの作品が大好きなんだ!
「鉄楽レトラ (2)」 (佐原ミズ)
とある事件がきっかけで人とのかかわりを諦めてしまった少年、鉄宇(きみたか)。
そんな自分を普段と変わらない生活の中で支えていてくれた家族の期待と愛情に応えようと、一歩踏み出すことに。
この作品の惹きつけられてやまないところを言葉にしようとすると、陳腐になる。
踏み出した一歩は、「あえてマンガで描く必要があるの?」 というように写るかもしれない。それほどまでに日常の中での些細な一歩だったりする。
だからこそ、鉄宇の一歩がとても大きな前進だということに気づくはず。
自分自身に期待することを諦めなくていいんだと、物語に強いメッセージ性が秘められているにもかかわらず、その重さを感じさせない優しい印象を受ける作品です。
主人公は自分であって自分でない、不思議な感覚。
がんばれ!と励まし、読んでいく中で一緒に歩いていくような。 そんな物語です。 オススメ!
キャラの心情を深く読み取ってみようとしたり、分析しながら読んだりが好きなんです。
名前と作品名は知っていても、作品自体を読んだことがなかった佐原ミズさんの作品がじわじわと胸の中に広がります。 最近感じたことのなかった感覚に気持ちよく浸ってます!
今度、「マイガール」を買ってみようかなぁ。
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