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「ボクラノキセキ6巻限定版」 が届きました!
もう何度も書いているけれど、今現在一番つづきをたのしみにしている作品です。
6巻は限定版と通常版があって、限定版には小冊子(キャラクターファイル)とドラマCDがついてます。
それと表紙も通常版とはちがうイラストになってるみたいですね。
あとで通常版も買わなくちゃ・・・!
さっそく、読んで聴いた感想を書きます。
※ネタバレしますので未読の方は回避推奨です。
前世ではベロニカ=春澄に従う騎士見習いだった七浦が、もしかしたら前世を思い出したクラスメイトたちの記憶を揺さぶる張本人・・・!? というところで前巻が終わってて、結論から言うと、まぁ・・・そうでしたね。
もっとも、そのことが分かるのは6巻でも後半のことです。
前世ではほとんどのキャラが後悔や無念を残したまま亡くなっていて、転生した現世においては身近な存在=クラスメイトになっています。
かつては敵だった者や中立だった立場の者がいる中で、彼らなりにどう戦っていくか、自分の気持ちにどう決着をつけていくかが、この物語の面白いところ。
戦うといっても前世のように剣と魔法を駆使するんじゃなくて (手段としては時として使用)、もっぱら頭脳戦に重きを置いているんですよね。
非業の死を遂げた前世を思い出したなら、「なぜ?」 と考えるのが人の道理。
断片的にしか持っていない記憶が仇となり、クラスメイトたちは疑心暗鬼に包まれます。
過去を知りたいと願う者、現在(いま)を守りたいと願う者、思惑はさまざま。
晴澄は前世が王女だったため、それが顕著に現れているわけだけど、過去を思い出すたびに前世での無念と怒りに頭が支配されそうなギリギリのところで、クラスメイトたちを守ろうと決意。
思い出補正とはよく言ったもので、過去って極端に美化されるんだそうで。
確かに生前はたいしてよい印象を持っていなくても、時間が経つにつれいいところばかり思い出すとかね。
いい思い出だけが真実として認識されていくよりも、過去の酸いも甘いも知った上で成り立つ友情を、私はこの作品で見てみたいと思うんです。
前世が絡んでいない、高校に入学したばかりの頃の晴澄たちがあんまり仲が良くて、楽しそうだったから余計に。
もし実際に私が前世の記憶を持っているとしたら、内容にもよるけど、やっぱり過去に酔って(寄って)生きてしまいそうな気がするんですよね。
どんな内容でも実際は現在(いま)に対して実害がないから。
けれども、晴澄たちは違う。
前世同様、現在(いま)でも同じように、「人を殺める危険を秘めた力=魔法」 が使えるんですよ。
となると、前世を抱えながら現在を戦わざるを得ないんですよね。
自身の葛藤とも戦わなくちゃならない。
6巻では前世の記憶に臆していたキャラも、自分にできることをしようと動き出します。
それが自分のことのように嬉しくて!
混乱の中、新たな勢力を作ろうとして画策していた槇が自分の判断でひとりで戦っていこうと決心したのが、なんともスカッとしましたね(笑)。 今後のキーマンであることは間違いなさそうで、晴澄の心強い味方になってくれると信じてます!
たぶん・・・たぶんね、七浦も裏切ってはいないんだよ、きっと。 何か考えがあるんだ・・・(という願望)。
心強いといえば、この巻で本当に嬉しかったのが、 大友=カルロ が晴澄の味方になったことですね!
前世においてもベロニカに近しい立場だったし、冷静で聡明な大友が味方についてくれたなら、こんなに頼もしいことはないですよね。
その性格から晴澄とはたまに折り合わないけれど、大友だからこそ、いざというときに晴澄のストッパーになるんじゃないかなと思うんです。
・・・・そして、6巻最後にして最大の真実!!!!
ユージン王子の現世が だったとは!!!!!
あ、いやいや。 上の空白を反転しても何も出ません(笑)。
さすがにこれはネタバレし兼ねた!
答えは・・・答えは、4巻にあります!!(とだけ)
どうやら悠あたりは勘付いているみたいですが。。
彼の現世での言動に真実はあるのだろうか・・・・・・うっ、悶々する・・・!
それでもって、1巻~6巻までの時間経過がわずか 1週間 だったなんて・・・!
なんという怒涛! なんという展開!
これ、現実時間として想像したら、相当ヘビーな毎日だよ。。。
ベロニカをはじめ、あの城にいた者たちがどうして死んだのか。
いったい誰の策略によるものだったのか。
現世で糸を引く者の真の目的とは何なのか。
謎は依然謎のままだけれど、確実にちょっとずつ、ゆっくりと明かされていってます。
よく読み返せば前世のヒントがちゃんと描かれていて、あれこれ想像しながら読むのが楽しいです。
あちこちに張られた伏線が回収されたとき、いったいどれほどの感動が待っているのか・・・・。
すべての謎が解けたとき、晴澄たちが 「なーんだそうだったのか」 で終わってほしいと願ってます。
この現世でふたたび出会えたキセキを、みんなが分かち合えるように。
さて、ここからはドラマCDの感想です。
6巻のあとのお話になってます。
晴澄、春湖、大友がカラオケで前世を思い出しているところに、瀬々が絡んでくるといった感じ。
ちなみにキャスティングは、
皆見晴澄 : 福山潤
高尾春湖&リダ・ラザラサーレ : 遠藤綾
大友辰哉&カルロ・ウェールバルト : 緑川光
瀬々稜 : 森久保祥太郎
ベロニカ : 沢城みゆき
グレン・シュライバー : 寺島拓篤
バルト・ベルバニア : 入野自由 (敬称略)
というこの上ない豪華さ!(笑) いや、豪華すぎて笑っちゃいますホントに。
声の印象から感想を書いていくと、晴澄役のじゅんじゅんは普段話す声よりは低音ボイス。頭の回転が早く、カリスマ性を備えた晴澄のイメージとぴったり。
役をよく読みこみ、捕らえているなという印象。 そのへんは、さすがじゅんじゅん!
春湖については、もうちょっと女の子度と感情を抑え目だったら申し分なかったかな。 普段あまり感情を読めない春湖だから、そこはちょっとこだわってほしかったというか。
他の方は声も演技もイメージにぴったりでした。
とくに緑川さんと入野さん。
緑川さんは、現世=大友、前世=カルロのギャップの加減がすごい。 私の中では一番イメージ一致のキャラ。
入野さんは、やわらかくて真面目な声が、バルトぴったり。 グレンをたしなめるところが最高です。
最後に、ベロニカ。 沢城さんの演技は申し分ないんだけど、ちょこっとベロニカの声のイメージではなかったなという気がしました。
最大限に失礼を言えば、むしろ遠藤さんのほうがしっくりくる気がする。。
(もしかしたら逆に、リダ=沢城さんのほうが・・・・とか)
女の子全開の声にピンとした凛々しさがある、というのが私の中のイメージなんですよ・・・。
カラオケボックスに集まった4人が兄弟の話をしているうち、前世でも兄弟の話をしたことを思い出し・・・といった内容です。
前世にこんな穏やかな時間があったんだなというのが聴けて、本編のシリアスさを一時忘れるようなほんわかしたお話だなーと思っていたら、ラストでの春湖が切なすぎました。。
『なるべく早く行こう』
この言葉の中に、春湖の気持ちが凝縮されてます!
15分ほどの収録なのもかかわらず、とてもよくまとめられていた内容でした。
原作が数巻発行されている中での限定版についてくるドラマCDの中には、唐突に始まって物語の説明に時間を割いていたり、本編を断片的に収録したものもあったりするので、実のところ期待半分だったんです。
本編にないワンシーンを、6巻を読んだあとで聴いて自然な展開で描かれていたのが、とにかくすごく良かったです!
ドラマCDも嬉しいけど、やっぱりゆくゆくはアニメ化してほしいですねー!
それもちゃんとすべて完結したあとで。(← ここ重要)
久米田先生にはゆっくりじっくり描いてほしいけど、先が読みたくて気になってしかたないです。
こんなモヤモヤ、また7巻まで続くのか~(笑)。
もう何度も書いているけれど、今現在一番つづきをたのしみにしている作品です。
6巻は限定版と通常版があって、限定版には小冊子(キャラクターファイル)とドラマCDがついてます。
それと表紙も通常版とはちがうイラストになってるみたいですね。
あとで通常版も買わなくちゃ・・・!
さっそく、読んで聴いた感想を書きます。
※ネタバレしますので未読の方は回避推奨です。
前世ではベロニカ=春澄に従う騎士見習いだった七浦が、もしかしたら前世を思い出したクラスメイトたちの記憶を揺さぶる張本人・・・!? というところで前巻が終わってて、結論から言うと、まぁ・・・そうでしたね。
もっとも、そのことが分かるのは6巻でも後半のことです。
前世ではほとんどのキャラが後悔や無念を残したまま亡くなっていて、転生した現世においては身近な存在=クラスメイトになっています。
かつては敵だった者や中立だった立場の者がいる中で、彼らなりにどう戦っていくか、自分の気持ちにどう決着をつけていくかが、この物語の面白いところ。
戦うといっても前世のように剣と魔法を駆使するんじゃなくて (手段としては時として使用)、もっぱら頭脳戦に重きを置いているんですよね。
非業の死を遂げた前世を思い出したなら、「なぜ?」 と考えるのが人の道理。
断片的にしか持っていない記憶が仇となり、クラスメイトたちは疑心暗鬼に包まれます。
過去を知りたいと願う者、現在(いま)を守りたいと願う者、思惑はさまざま。
晴澄は前世が王女だったため、それが顕著に現れているわけだけど、過去を思い出すたびに前世での無念と怒りに頭が支配されそうなギリギリのところで、クラスメイトたちを守ろうと決意。
思い出補正とはよく言ったもので、過去って極端に美化されるんだそうで。
確かに生前はたいしてよい印象を持っていなくても、時間が経つにつれいいところばかり思い出すとかね。
いい思い出だけが真実として認識されていくよりも、過去の酸いも甘いも知った上で成り立つ友情を、私はこの作品で見てみたいと思うんです。
前世が絡んでいない、高校に入学したばかりの頃の晴澄たちがあんまり仲が良くて、楽しそうだったから余計に。
もし実際に私が前世の記憶を持っているとしたら、内容にもよるけど、やっぱり過去に酔って(寄って)生きてしまいそうな気がするんですよね。
どんな内容でも実際は現在(いま)に対して実害がないから。
けれども、晴澄たちは違う。
前世同様、現在(いま)でも同じように、「人を殺める危険を秘めた力=魔法」 が使えるんですよ。
となると、前世を抱えながら現在を戦わざるを得ないんですよね。
自身の葛藤とも戦わなくちゃならない。
6巻では前世の記憶に臆していたキャラも、自分にできることをしようと動き出します。
それが自分のことのように嬉しくて!
混乱の中、新たな勢力を作ろうとして画策していた槇が自分の判断でひとりで戦っていこうと決心したのが、なんともスカッとしましたね(笑)。 今後のキーマンであることは間違いなさそうで、晴澄の心強い味方になってくれると信じてます!
たぶん・・・たぶんね、七浦も裏切ってはいないんだよ、きっと。 何か考えがあるんだ・・・(という願望)。
心強いといえば、この巻で本当に嬉しかったのが、 大友=カルロ が晴澄の味方になったことですね!
前世においてもベロニカに近しい立場だったし、冷静で聡明な大友が味方についてくれたなら、こんなに頼もしいことはないですよね。
その性格から晴澄とはたまに折り合わないけれど、大友だからこそ、いざというときに晴澄のストッパーになるんじゃないかなと思うんです。
・・・・そして、6巻最後にして最大の真実!!!!
ユージン王子の現世が だったとは!!!!!
あ、いやいや。 上の空白を反転しても何も出ません(笑)。
さすがにこれはネタバレし兼ねた!
答えは・・・答えは、4巻にあります!!(とだけ)
どうやら悠あたりは勘付いているみたいですが。。
彼の現世での言動に真実はあるのだろうか・・・・・・うっ、悶々する・・・!
それでもって、1巻~6巻までの時間経過がわずか 1週間 だったなんて・・・!
なんという怒涛! なんという展開!
これ、現実時間として想像したら、相当ヘビーな毎日だよ。。。
ベロニカをはじめ、あの城にいた者たちがどうして死んだのか。
いったい誰の策略によるものだったのか。
現世で糸を引く者の真の目的とは何なのか。
謎は依然謎のままだけれど、確実にちょっとずつ、ゆっくりと明かされていってます。
よく読み返せば前世のヒントがちゃんと描かれていて、あれこれ想像しながら読むのが楽しいです。
あちこちに張られた伏線が回収されたとき、いったいどれほどの感動が待っているのか・・・・。
すべての謎が解けたとき、晴澄たちが 「なーんだそうだったのか」 で終わってほしいと願ってます。
この現世でふたたび出会えたキセキを、みんなが分かち合えるように。
さて、ここからはドラマCDの感想です。
6巻のあとのお話になってます。
晴澄、春湖、大友がカラオケで前世を思い出しているところに、瀬々が絡んでくるといった感じ。
ちなみにキャスティングは、
皆見晴澄 : 福山潤
高尾春湖&リダ・ラザラサーレ : 遠藤綾
大友辰哉&カルロ・ウェールバルト : 緑川光
瀬々稜 : 森久保祥太郎
ベロニカ : 沢城みゆき
グレン・シュライバー : 寺島拓篤
バルト・ベルバニア : 入野自由 (敬称略)
というこの上ない豪華さ!(笑) いや、豪華すぎて笑っちゃいますホントに。
声の印象から感想を書いていくと、晴澄役のじゅんじゅんは普段話す声よりは低音ボイス。頭の回転が早く、カリスマ性を備えた晴澄のイメージとぴったり。
役をよく読みこみ、捕らえているなという印象。 そのへんは、さすがじゅんじゅん!
春湖については、もうちょっと女の子度と感情を抑え目だったら申し分なかったかな。 普段あまり感情を読めない春湖だから、そこはちょっとこだわってほしかったというか。
他の方は声も演技もイメージにぴったりでした。
とくに緑川さんと入野さん。
緑川さんは、現世=大友、前世=カルロのギャップの加減がすごい。 私の中では一番イメージ一致のキャラ。
入野さんは、やわらかくて真面目な声が、バルトぴったり。 グレンをたしなめるところが最高です。
最後に、ベロニカ。 沢城さんの演技は申し分ないんだけど、ちょこっとベロニカの声のイメージではなかったなという気がしました。
最大限に失礼を言えば、むしろ遠藤さんのほうがしっくりくる気がする。。
(もしかしたら逆に、リダ=沢城さんのほうが・・・・とか)
女の子全開の声にピンとした凛々しさがある、というのが私の中のイメージなんですよ・・・。
カラオケボックスに集まった4人が兄弟の話をしているうち、前世でも兄弟の話をしたことを思い出し・・・といった内容です。
前世にこんな穏やかな時間があったんだなというのが聴けて、本編のシリアスさを一時忘れるようなほんわかしたお話だなーと思っていたら、ラストでの春湖が切なすぎました。。
『なるべく早く行こう』
この言葉の中に、春湖の気持ちが凝縮されてます!
15分ほどの収録なのもかかわらず、とてもよくまとめられていた内容でした。
原作が数巻発行されている中での限定版についてくるドラマCDの中には、唐突に始まって物語の説明に時間を割いていたり、本編を断片的に収録したものもあったりするので、実のところ期待半分だったんです。
本編にないワンシーンを、6巻を読んだあとで聴いて自然な展開で描かれていたのが、とにかくすごく良かったです!
ドラマCDも嬉しいけど、やっぱりゆくゆくはアニメ化してほしいですねー!
それもちゃんとすべて完結したあとで。(← ここ重要)
久米田先生にはゆっくりじっくり描いてほしいけど、先が読みたくて気になってしかたないです。
こんなモヤモヤ、また7巻まで続くのか~(笑)。
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