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  ステキ作品(BL含)と声に愛を。・・・眼鏡装着、準備はOK。
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あー…、なんだか頭がぼーっとします。
たった今、 「銀の冠碧の涙」 をコンプしました。 でもまだ(仮)ぐらい??
コンプっていうのは正確じゃないですね。 言い直します。 全キャラのベストEDを見終えたところです。

 ※ 以下、大いにネタバレあり、ちょっと真面目に語るので (笑) 注意です。
   
(プレイ直後のテンションで書いてるので、日本語や文章おかしいかもです)







総じての感想。

恋愛して結婚して、それが愛情の終点じゃないってこと。
結婚するということは生活を、人生を共にするということだから、必然的にそれ以上の愛情を求めてしまう。
だからそれを得られないことは、とてもさみしくて辛い。

例え相手をどんなに思っていても、その思いが相手に伝わらない、伝えられない、伝わっていないのでは、二人の関係は破綻してしまう。
思いやる気持ちを互いに実感することができて、初めて結婚って成り立つのかなと。

…こんな気持ちになりました。
まぁ、独身者が言っていることなので、既婚者の方には 「違うよ!それだけじゃないよ!」 と言われるかもしれませんが(汗)。


話をゲームに戻して。


アロマリエ前作同様、中身はすごく真面目な内容だなと思います。
シリアスで、ちょっと後ろめたくて、それでも一生懸命に愛情を探すような。 そんな感じ。
かと言って萌えポイントが少ないかと言えば、まったくそうではありません!

全ベストEDを見終わって、好きなキャラを上から3人、順番にあげると…、

 1. 浅野泰博
 2. 榛名誠
 3. 谷村慎一郎

…でしょうか。 ううむ、2位と3位は僅差…いやいや。 やっぱり榛名の方が上かな(笑)。

さみしい人に弱い…やっぱり幸せにしてあげたくなっちゃいますよね。
自分が(…って主人公は綾なんだけど)、一緒にいることで幸せにしてあげられるのなら、自分の精一杯で幸せにしてあげたいと思ってしまうような。
そんなキャラと、ストーリーでした。


全体的に、各キャラとも意外な一面を持っています。
見た目や普段の言動からはまったくと言っていいほどうかがい知ることのできない、素の姿。
そんなところを垣間見るともっと知りたくて、ぐいぐい惹き込まれます。

では、攻略順に終えての感想、いってみます。
前に書いたキャラはかぶりますが、総集編ってことでひとつw


【 榛名 誠 】
見た目は今時、言動も軽くて賑やか。
でも実は鋭い洞察力を持っていて、冷静に人の感情や状況を判断し、きっぱりと指摘する厳しさも持ち合わせてます。
いつも明るくて優しくて、見返りを求めようとしない愛情の理由が、彼の過去を知ることで切なさ千倍。
どこか人生を諦めているようなところがあるのは、他人の痛みが分かりすぎるから。
超泣いた…!・゚・(つД`)・゚・

中身と外見にギャップがあるように、彼には意外な趣味…やがては夢へと昇華していく特技があります。
無条件の愛情に支えられていた主人公が、彼を支えたい、応援したい、幸せにしてあげたいという気持ちになる過程は必見です!


【 谷村 慎一郎 】
浮気相手とEDを迎えるには、旦那である慎一郎とはそれなりの覚悟をもって別れなくてはなりません。
慎一郎ルートを最後にやるのなら、その罪悪感もそんなに感じることはないかもしれません。
…が! 真相を知った後では、慎一郎……いい男すぎるよ…!(泣)
不器用な人なんです。 愛情は深いのに、とっても不器用な人。

前半、出会いから結婚に至るまでじっくりと描かれているので、2年(←結婚までの期間ね)という月日を一緒に過ごし、気持ちが育っていく過程を、主人公に重ねて味わうことができます。
だから余計に切なくて…!


【 和泉 亮 】
いつも主人公を気にかけ、フォローしてくれる頼れる年下の同僚。 キャラの中では最年少の大学生。
すごく落ち着いていて普段は敬語。 クールだけれど、プライベートでは歳相応の言葉遣いになります。
ただただ一途で、とにかく真っ直ぐ…なんだけど、あんなにも熱いキャラだとは思いませんでした。
職場の制服を着ているときとは全然違う…! 詰襟だからストイックに見えてしまうんだなw(萌)
主人公のことだけ考え、そのためだけに愛情を向けているので、ときには周りが見えなくなることも。
この子もある意味、不器用なのかもしれません。
…いろいろ教えてあげたくなりますよ。 ( ̄ー ̄*)v
榛名とはまた違った属性のわんこ系…かも。


【 神尾 玲人 】
とても女性慣れしていて、誘い方もあしらい方もスマート。
生き方も恋愛同様かと思いきや、この人は人生に不器用な人な気がします。
よくあるキャラ設定に洩れず、彼もまた女性関係が華やかなんだけれど、ちょっと違うのは実は優しくないところです。
残酷なことも平気で言ってのけるし、まあ…よく放置もされます(笑)。 ヘンなプレイをされてしまうしね!(笑)
自分の内面をよく知っていて表面を取り繕っているのではなく、心の奥底にある本音を理解せずに生きている人。
こういう人はひとたび本当の愛情に目覚めると…すごく深いですよね。

 
【 浅野 泰博 】
主人公の夫の親友で、会社では部下に当たる人。
物腰穏やかでいつも言葉は敬語、微笑を絶やさない人です。 で、眼鏡(笑)。
実はSかな、と期待想像していたら、そうでもなかったです(笑)。

ただ、この人も早くから孤独な人生を送っているので、大きな寂しさを抱えています。
けれども、本人は自分の孤独感や別離といったものに全く気づいていない。
とても深く心に根付いているのに、無意識のうちに慣れてしまっているんですね。
それなのに他人の孤独には敏感で。 その切なさと優しさが…もう…!! 好きだああああ!!!!

こういうととってもこっ恥ずかしいんですが、なんか分かる。
旦那の親友(しかも部下)なんて、絶対に恋に落ちてはいけない…泥沼必至だと分かっていても、一緒にいたくなる気持ち、分かるよ…! ・゚・(つД`)・゚・
主人公に感情移入しちゃって、大変でした。 マジ泣きした(笑)。

なお、この浅野さん。 主人公が 「あたたかい声、声に温度を持った人」 と言っていますが、本当に本当にそうでした。



主人公は寂しさや孤独感から、夫ではないほかの人を好きになってしまうこのストーリー。
相手となるキャラもそういうものを抱えていることが多く、ゲームの主軸にもなっている気がします。

他人へ心が向いてしまう原因がご都合主義ではなく、仕方のないことだったと納得・実感させてくれるシナリオは、すごく好みで想像以上のクオリティでした。
決して愛情がなくなったわけではなく。
ただ、互いの愛情の方向が違う、求めていた愛情の形が違うというのは、とても哀しいことですね…。
だからこそ、夫以上に大切な相手ができてしまったときに、この上ない罪悪感と幸福感に満たされる。
…そんなゲームだったと思います。


いやー、なんだか思っていた以上に熱く語ってしまったではありませんか(笑)。
シナリオがいいから、感情移入しまくっちゃうのがいけないんだよ…! ・゚・(≧ヘ≦)・゚・。


各声優さん方も、BLとか乙女などで18禁には慣れている方だったり、たくさん出演されている方だったり、今をときめく方だったりと、その演技力は折り紙つき。
明るいストーリーではないだけに、ゲーム自体に好みが分かれるかもしれませんが、一度試しにプレイしてみるだけでもこの演技を聴いてみる価値はあると思いますよ!
とても丁寧に演じられているのでw

シナリオのバランスや長さ、したがってプレイ時間も私にはちょうど良く、スムーズなプレイでした。
反対にいまひとつだったところは、テキスト色が読みづらいところ。
書体は好みにカスタマイズできるけど、白抜きは目がチラチラするよ…!
あと、セーブはこんなにいらないかも。
クイックセーブ・ロードはもちろん、次・前の選択肢まで一気にスキップできる機能があるんだから、そうそう面倒なプレイにはならないはず。


さて、すべてのベストEDを観終わったところ、新たなシナリオが開いたようです。
それも…


  鬼畜ルート!? Σ(゚Д゚;)


なんぞ!? それはなんぞ!?
いかんいかん。 「鬼 畜」 という語彙に過剰に反応しすぎだ…! でも…!

このルートを楽しみにしつつ、シーンやスチルのコンプをしたいと思います♪
大急ぎでやったから、ゆっくり進めようかな。

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