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  ステキ作品(BL含)と声に愛を。・・・眼鏡装着、準備はOK。
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暑いなぁ・・・暑い。仙台でも34℃って・・・!
ただひたすら温暖化が心配。私にできることから、ですよ。うちわをフル稼働とか。

先日書いた6月の仕入れ分のコミックスひとことレポです。
コルダ最終巻もようやく入手しました。


「銀魂 (40)」 (空知英明)
表紙のぱっつあんにちょっと感動。銀さん差し置いてやったね、センター!(笑)
記念すべき40巻は全編に渡ってギャグでした。下ネタ多し。
もともと下ネタは嫌いではないんだけど、久々に本気で笑った気がする!
何だかんだで全裸が好きな将軍と、ますます変態な東城歩がツボでした(これがアニメでは遊佐さん!)。
銀魂、相変わらずギリギリネタすぎる・・・!
雪山編は早くアニメで音声付で見たい。この展開こそ銀魂の王道。


「八犬伝 -東方八犬異聞- (1)(2)」 (あべ美幸)
ネットのレビューで評判が良かったので購入。
画面がこんなに黒い漫画を久々に読んだ・・・(トーン多用)。
「南総里見八犬伝」を元に作られているそうで、出てくる八犬士たちはみな美形。
何回か読まないと頭にストーリーが入ってこない難しさがあるけれど、それゆえに何度も読みたくなるような作品になっています。
あやかし、妖怪、吸血鬼のほかにも、こういう特殊能力系のお話も好きなんです。


「夏目友人帳 (12)」 (緑川ゆき)
夏目友人帳は一冊のうちに必ず一箇所は泣き所がある作品です。
が! 今回はしょっぱなからきました・・・!
「時を経ても繋がる思い、伝わる思い」 がとても切なく、優しく、心に響きます。
物語が進むにつれ、レイコさんの「孤独」と「優しさ」に触れることの多くなった夏目。
心を誰かに委ねることを知っていく過程が、急がれすぎず描かれていて、シリーズを通して今後も大事に読んでいきたい、大好きな物語です。


「お伽もよう綾にしきふたたび (2)」 (ひかわきょうこ)
一応この巻で話は完結。2011年冬からメロディで連載開始になるそうです。
この物語を読んだ後に感じるあたたかさ、優しさは、登場するキャラたちがみな「他人のために」心を捧げているからなんだと思います。
大切な人のために強くありたい、強くなりたい、助けたい。
縁あって知り合ったその人のために、何かしたい、力になりたい、支えたい。
対もののけという主軸の背景に、絆の強さを描いた作品。
作中の如意輪観音様のお姿があまりにも神々しくて、胸打たれました。


「乙女×乱舞」 (今村陽子)
表紙と帯のアオリである『わたしたちは2人でひとつ・・・・。』に惹かれて購入。BLも好きだが、百合も好き。
このアオリ通り、主人公・望月蕾と転校生・十六夜雪爾をヒロインと思って読み進めると違和感が残ります。
二人が友情を深め、舞伴としての絆が強固になっていくはずの前半部分が薄味なため、後半で蕾の記憶喪失に深く関係している雪爾の双子の兄・千歳にいい場面を全部持っていかれているような。
急ぎすぎているストーリー展開のためと、主軸となるキャラが4人もいるため、どこに感情移入していけばいいのか迷ってしまいました。

1巻で完結している物語なので仕方ないとは思うけど、式神と戦っていくうちに深まっていく蕾と雪爾の絆、それに横恋慕する蕾の式神・黒澤、真意が読めない行動を取る千歳・・・をじっくり描いていればと、色々惜しまれる作品。
絵がかわいくて丁寧なだけに、余計・・・!


「大奥 (7)」 (よしながふみ)
主人公が吉宗になりました! ひさびさの吉宗。2巻以来??
前巻から間があいての刊行となるため、続きとしてよりも短編として読んでしまうクチですが、それでもこの大奥においては吉宗の個性は強烈ですね。
冷静で理知的な政を行うには、多少人の心の機微に疎いほうがちょうどよいのかも。
善人も策略によって罪人になってしまう歴史の裏側の、なんと恐ろしいことか!


「虎と狼 (4)」 (神尾葉子)
登場するイケメンが主人公の味方でいてくれる安心感のある漫画(笑)。
主人公・ミーはBL好き設定なのに、最近まったくそういう描写がないのが(同属として)寂しい。
ホント、神尾さんは嫌な女を描くのがうまい。
第一印象サイアクなキャラと最後は両思いになるんだろうなと王道展開を予想しつつ、次巻を待とうと思います。


「黎明のアルカナ (7)」 (藤間麗)
この物語のキャラたちは、成り行きに流されますねー!
いつの間にかまた旅物的なお話になりつつあるような。
個人的には早くロキの秘密と心の闇が知りたいところ。


「螺旋のVAMP」 (水野美波)
これもまた表紙と帯のアオリ 『転生する吸血鬼たち-』 に惹かれて購入。
ストーリーもキャラもしっかりしていて、読みやすい。絵もかわいくてきれい。
伏線の回収もさることながら、アランとマリーの前世に意外性があったのがスパイスとしてよく効いていたかな。
スピンオフとしてリオの物語をぜひ読んでみたい。

・・・と表題作、とても楽しんで読んだんですが、正直に言うと同時収録されていた「双子革命」の方がさらに面白かった!(これまた大好きな双子設定だけれども、それを差し引いてもよかった)

雄二と礼二は自他共に認める超仲良し双子高校生。
がしかし、二人は「人前では仲良しを演じる協定」を結んでいるだけで、実は超仲が悪くて・・・!? 的なお話です。
またね、可愛いんですよ雄二も礼二も。実に現代っ子でね(笑)。
弟の礼二視点で話が進んでいきます。仲がいいほどケンカするを代弁するかのような二人なんですよね。
また、礼二の彼女になる藤堂さんが爽やかでかっこかわいいんだ!
思うに、現代のお話の方が作者さんの魅力が光っている気がしました。

欲を言えば、雄二が歩み寄ったいきさつやきっかけが描かれてれば文句なしでした。
なので、これもまた雄二視点のお話が読みたいです。かなり読みたい。

初読みの作者さんだけど、今後に注目です。
読んでから気づいたんだけど、「螺旋の~」 は別冊マーガレット掲載だったのか・・・・。
どっちかというと作風やジャンルがゼロサムやアヴァルスな感じがしたので意外でした。


「八潮と三雲 (3)」 (草川為)
独特のセリフ回しが心地よい草川作品。どのキャラも嫌味がまったくないのも魅力。
八潮さんはツンデレっぽいけど、そうでないのがいい。
気持ちに素直なまんま行動しているので、強気で押してくる三雲のことがちょっとずつ気になっているのがはっきり分かって楽しいです(笑)。
人の姿をしてるけど、こういう可愛さが人間とは違うんだなと思うところ(彼らは九生の猫なのです)。
ボス・一色さんが好きなので(眼鏡)、一色さんの物語を読みたい。例えばボスになったいきさつとか。そのうちあるかな。
しー君が可愛かったと言っている、三雲の前の名前も知りたい。


「金色のコルダ (17)」 (呉由姫)
私としては16巻で月森と香穂子がハッピーエンドとして完結したように読んでいたので、この最終巻は後日談という感覚で読みました。
一番に思ったのは、「すごいな、呉先生」と。
最終巻でフラグが立ってる各キャラとの決着をつけてしまうとは! 途中放置だったキャラ(転校してきたあの人)もいたけど、中途半端な結末のキャラがないもんね。
同じネオロマ作品の遙かと比べるなら、このあたりは素直にすごいと思いました。
主人公に想いを寄せていても結ばれなかったキャラが、ひとり置いてけぼりになってなくていい。

そして、「好きだ」という最終的な告白もチューもないところが、いかにもコルダらしいなと!(笑)
香穂子も月森には「好き」という返事をしている描写はないですしね。
そのへん白黒つけたがる私には、ちょっともの足りない(笑)。
でもこの爽やかさがコルダなんだ! そうなんだ!

最終巻の本当の主役は、土浦だと思いますね。
本当に全部を持っていってしまった!
自分の中に理由付けとか確信がないと物事に踏み込んでいくことができない。石橋を叩く前に渡ることそのものに慎重になってしまう土浦が、自分と少なからず重なってしまいました。
ひたすら高みを目指す月森は尊敬できるけれども、ちょっと遠い気がしますよね。追いかけるために、常に最大限の努力を怠ってはいけない感じ。
土浦はいつも傍にいて気兼ねなく気持ちを打ち明けられるし、互いに切磋琢磨できる存在なんじゃないかと思います。
天羽ちゃん曰くこの「イイ性格」な部分が加わって、よりカッコよくなったと思うんだけどな・・・! 一気にオトナの男になっちゃったよ(笑)。

コルダは第1話からリアルタイムで読んできた作品でした。(途中からコミックス派だったけど)
個性の強い魅力あふれるキャラたちを全力で丁寧に描ききった呉先生に感謝とお礼を。
本当に10年間、お疲れさまでした!




今、とても気になっているのが 「花宵道中」 という作品。
書店で立ち読み(立ち読み可の一巻だけ)をさらっと読んだら面白くて! 花魁の物語です。
来月、全巻揃えるぞー!

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りお
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休日はもっぱらひきこもり。
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自己紹介:
お茶が大好き。
アールグレイとアッサム、台湾茶、ほうじ茶。


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